今日から消費税が10%に上がりました。
私も昨日までに、ビールなんかを買いだめして、せめてもの抵抗をしましたが、そもそも消費税構想は、まだまだ総中流だった、40年前の考え方なのに、高齢化によって、格差が広がったいま、逆進性の高い税に拘ること自体、ナンセンスに思うんですがね。
さて、それに絡めて、『風が吹けば桶屋が儲かる』式のことをいうならば、『消費税が上がれば風俗嬢のバックが上がる』 ということが言えると思います。
というのは、消費税のアップにからくりがあるからです。
お断りしておきますが、私は風俗店で働いた経験もありませんし、税理士でもありませんから、単なる法律上想定される話を想像で書いておりますので、必ずしも正確であるとは言えませんので、その点はご了承の上で、先をお読みください。私の推測が確かならば、特にデリヘルやホテヘルでは、女の子は個人事業主として、お店から、業務委託されて、客にサービスという「役務」を提供しているため、その報酬には消費税が課税されます。つまり、女の子への手許へのバックには(現在でも)消費税が含まれていることになります。
「風俗店はそんなこときっちりやらないだろう」とおっしゃる方もおられるでしょうが、そうでもなく、消費税分をバックに含んで払っていることは、店にとってもメリットもあるわけです。
消費税の納税義務者は、事業主ですから、私たち風俗ユーザーがお店に払った消費税は、預かっているお店が納税する義務があるわけですが、『仕入れ額控除』という制度があり、お店がその経営上、支払った消費税額と、相殺した上で計算することが出来ます。風俗店の経費の大部分は女の子へのバックでしょうから、バックに係る消費税は、お店が納税する額を節約するためにも、きちんと払うメリットがあるわけです。
蛇足ですが、男性のスカウトバックにも同じことが言えるはずですね。
したがって、今日から消費税が8%から10%になれば、本体のバックが変わらなくても、消費税にあたる部分が増えるはずなのです。
そうでないとすれば、本体のバック が下がったということになります。
恐らく見ている方はいないと思いますが、風俗の女の子のみなさん。どうでしたか?バックは上がりましたか?
えっ、いくら上がるのか?
そうですね。60分1万円とすれば、186円くらいですかね?
えっ!そんなの大したことない?
そもそも1000円単位で端数はない?
だってそういうオチですから(笑)
でも、侮るなかれ、3本もつけば、差額で値上がりしたタバコも買える額ですよ。
残念ですが、反映されないんですかね。
もしかしたら、一旦支払われた後、待機所の使用料など、いわゆる雑費というもので再徴収されている。とか、そもそも内税として、帳簿上でしか処理されていないということも考えられますかね。
一方で、女の子の手許にある消費税はどうなるかですが、風俗だけの収入が年間1000万円を超えるようなプレーヤーでなければ、納税義務がありませんので、零細の小売店と同じように、それは『益税』となります。
ただ、これはあくまで「消費税」の話です「所得税」や「住民税」とは話が別ですから、お間違いなきよう。まあこの「益税」についても、今度の改正で2023年から「インボイス」制度が始まることによって、大きく変わり、風俗業界にも影響を与えることも考えられますが、それはまた改めて。
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